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【代表挨拶】
矢 部 勇 介
越谷市剣道連盟は、本年56年目を迎えた歴史と伝統のある剣道連盟です。 平成17年10月2日には、連盟創立50周年行事として、各界の皆様方の温かい御支援・御協力を賜り、創立50周年記念剣道大会及び創立50周年記念式典並びに創立50周年記念誌の発行等盛大に挙行することができました。改めて御礼申し上げます。 さて、近年では、児童虐待や若者による弱者に対する暴力行為が社会問題化しており、人としての思いやりや優しさが失われがちです。 このような状況の中だからこそ、「心豊かな人づくり」が一層求められております。「剣道の理念」にありますように、剣道は、礼節を尊び、仁愛と義理の節度をわきまえ、人間形成を目指すものでございます。このことからも、剣道の果たす役割はますます重要になってきております。 このような中で、本連盟では、諸先生方がこれまで築いてこられた古き良き伝統を継承しつつ、剣道は、稽古を手段と位置づけ、日々の鍛錬を通して、肉体を鍛えるだけでなく、相手を尊重し思いやりの心を育てる等、子どもから高齢者まで「人間力を高める文化」であるとの誇りを持ち続け、生涯にわたり剣道に親しむことができるような取組みをしてまいりたいと考えております。 本連盟は、「交剣知愛」・「来るものは拒まぬ、去るものは追わず。」をモットーに、「連盟月例稽古会『土・日曜日午前9時30分〜11時30分』」を実施しております。この稽古会のスタイルは、日本剣道形を必ず行い、基本技の練習、互角稽古、指導稽古を行っております。本連盟会員はもとより、近隣市町からも多数の参加をいただいており、お陰さまで大変盛況な稽古会となっています。 今後につきましても、剣道に対する市民の関心と理解を一層深めるとともに、剣道の普及・奨励に寄与できる団体として発展するよう、役員並びに会員一同微力ながら全力で取組んでまいる覚悟でございます。 結びに、今後もますますの本連盟の発展のために、諸先生方の御指導・御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。
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